Mind
若い職員の提案を、慣れてからでいいと返してしまった。あとで資料を読み直すと、手順を省きたいのではなく、確認事項を見落としにくく並べ替えたいという話だった。長く同じやり方をしていると、変える説明を聞く前に危ない点を探してしまう。用心は必要だが、それだけでは話が進まない。明日、提案の意図をもう一度聞く。採用すると決めたわけではないし、変えられない部分もある。それでも、読んでから答えるのは普段こちらが教えていることだ。言い直すのを大げさに考える必要はない。そう思うわりに、最初の一言を帰り道で何度か練習した。
Body
稽古で若い職員に摺り足を見せた時、右膝をかばって左に重心を残しているのが自分でも分かった。速く動けばごまかせるが、ゆっくり説明すると隠れない。いったん止め、足の幅を取り直してもう一度行った。相手には重心を見るよう伝えたが、こちらも随分よく見られていたと思う。終わって防具を外すと、膝よりも左の腿が張っていた。帰宅後の犬の散歩は短くした。犬は不服そうにいつもの曲がり角で止まったが、今日は交渉に応じない。風呂のあと、座ったまま膝を伸ばして様子を見た。痛みを知っていることと、無理をしないことは別らしい。道場では人に言えるのだが。
Emotion
娘から、今度帰ったら一緒に外でご飯を食べようと連絡が来た。家で作ればいいと返しかけて、文章を消した。私の料理に飽きたのかと一瞬思ったが、そんな話は一言も書いていない。二人で出かけたいというだけかもしれない。店を任せると返すと、すぐ候補がいくつも届いた。前から調べていたらしい。それを見てうれしかった。娘の帰省は、米を持たせて洗濯をして帰す日になりがちだが、今回は自分も椅子に座っていられる。予定表に店の名前まで書いたあと、まだ決まっていないことに気づいた。娘には急がなくてよいと言っておいて、自分のほうが待ちきれていない。