Body
夜勤明け、朝食後に庭へ出た。座って食べている間は平気だったが、じょうろを持つと指が曲がったままで、柄を握り直した。運転室でレバーを持つ形が残っているようだった。水やりを終えて手を開閉すると戻ったので、そのまま葉の裏も確認。日が当たると首の後ろが温かく、肩を回すのは工場にいる時より楽だった。作業を追加すると寝る時刻が遅れるため、草抜きはしていない。布団に入った後、背中は疲れているのに目だけ冴えていた。予定通りに横になれば眠れる、とはいかなかった。
Emotion
大阪の娘から電話あり。新しく買った棚の話で、仕事の相談ではなかった。寸法と置き場所を聞いたら、もう組み立てたと言う。先に言ってくれれば確認できたのに、と言いかけたが、写真を見るときれいに収まっていた。電話の向こうで娘が楽しそうに話すので、こちらも気分がよかった。夫に写真を見せると、上手にやったな、とすぐ言った。私はまだ棚板の間隔を見ていた。娘には、いい色だね、とだけ送った。返事が来るまで何度か画面を見た。返事は短かったが、前のように何も来ないよりよい。
Mind
息子が台所の道具を別の引き出しに戻す理由が分からず聞いたところ、使う場所からはこちらの方が近いと言う。置き場所はラベルで決めてあるのだから、まず守るべきだと思った。しかし実際に自分の動きを確認すると、息子の言う方が一歩少ない。父の工場で工具を並べ直した時も、私は同じことを言った気がする。だからといって全部変えてよいわけではない。包丁の近くに物を増やすのも困る。今は二つの引き出しを開けたまま、どちらに何を入れるか考えている。夕食の支度より長くかかっている。